畠中恵「しゃばけシリーズ」の読む順番を徹底解説!全巻あらすじ文庫情報も

畠中恵「しゃばけシリーズ」の読む順番を徹底解説!全巻あらすじ文庫情報も

しゃばけシリーズのオススメの読む順番と全巻一覧

畠中恵さんが描く大人気あやかし時代小説、「しゃばけ」シリーズ。巻数も多いので「読む順番は?」「完結はいつまで?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、しゃばけシリーズの最適な読む順番について詳しく紹介します。さらに文庫や最新刊の情報、各巻のあらすじや登場人物も解説しますのでぜひ参考にしてください。

この記事で分かること
  • しゃばけシリーズの最適な読む順番と全巻リスト
  • 文庫や最新刊、外伝を含む全巻情報
  • アニメ化やオーディブルなどのメディア展開情報
目次

しゃばけシリーズの読む順番と全巻リスト

しゃばけシリーズの読む順番と全巻リスト
イメージ:エンタメMAG

「しゃばけ」シリーズは、20巻を超える人気シリーズです。どこから読むか迷う方のために、おすすめの読み方や全巻リスト、基本情報について整理します。

しゃばけシリーズのオススメの読む順番と全巻一覧

結論から言うと、しゃばけシリーズは刊行順に読むのが一番おすすめです。

主人公である若だんな(一太郎)が、病弱ながらも様々な事件を通じて少しずつ成長していく姿や、彼を取り巻く妖(あやかし)たちとの関係性の変化が、シリーズを通して丁寧に描かれているからです。刊行順に追うことで、物語の世界により深く入り込めます。

読む順番のポイントと理由

作者の意向により、本編にはあえて「第〇巻」という巻数表示がされていません。これは、どの巻から手に取っても楽しめるようにという配慮からです。

実際、多くの巻が短編集や連作短編形式であり、物語の冒頭では必ず若だんなと妖たちの紹介が簡潔に入るため、1巻から読まなくても十分に楽しめます。

ただ、やはり刊行順に読むことで、主要な登場人物たちの微妙な関係性の進展や、若だんなの成長を時系列で追えるという最大のメリットがあります。特に『うそうそ』(5巻)や『いつまで』(22巻)といった長編は、物語の大きな転換点となるため、刊行順に読んでこそ、味わいが深まります。

外伝や関連本を読むタイミング
外伝は本編とは少し異なる視点で描かれています。

  • 『えどさがし』(外伝1):本編第13弾『すえずえ』の後に読むと、時系列的に自然です。
  • 『またあおう』(外伝2):本編第20弾『もういちど』と第21弾『こいごころ』の間で読むのがおすすめです。

しゃばけシリーズ 刊行順 全巻一覧

2025年時点の全巻リストです。本編24巻、外伝2巻が刊行されています。

順番タイトル単行本発売日文庫発売日備考
1しゃばけ2001/12/212004/3/28長編
2ぬしさまへ2003/5/222005/11/27短編集
3ねこのばば2004/7/222006/11/28短編集
4おまけのこ2005/8/222007/11/28短編集
5うそうそ2006/5/312008/11/14長編
6ちんぷんかん2007/6/222009/11/30短編集
7いっちばん2008/7/312010/11/29短編集
8ころころろ2009/7/312011/11/29短編集
9ゆんでめて2010/7/302012/11/28短編集
10やなりいなり2011/7/292013/11/28短編集
11ひなこまち2012/6/292014/11/28短編集
12たぶんねこ2013/7/222015/11/28短編集
13すえずえ2014/7/312016/11/29短編集
外伝1えどさがし2014/11/28文庫オリジナル
14なりたい2015/7/222017/11/29短編集
15おおあたり2016/7/222018/11/28短編集
16とるとだす2017/7/212019/11/28短編集
17むすびつき2018/7/202020/11/30短編集
18てんげんつう2019/7/182021/6/24短編集
19いちねんかん2020/7/172022/11/28短編集
20もういちど2021/7/192023/11/29短編集
外伝2またあおう2021/11/27文庫オリジナル
21こいごころ2022/7/212024/11/28短編集
22いつまで2023/7/202025/6/25長編
23なぞとき2024/7/18短編集
24あやかしたち2025/9/18短編集

文庫化情報と最新刊の発売情報 まとめ

「しゃばけ」シリーズは、新潮社から単行本が刊行された後、およそ2年半から3年ほどの期間をかけて新潮文庫から文庫化されるのが通例です。

お求めやすい価格で集めたい方や、手軽に持ち歩きたい方は文庫版がおすすめです。2025年10月現在の最新刊情報は以下の通りです。

  • 単行本最新刊:第24弾『あやかしたち』(2025年9月18日発売)
  • 文庫最新刊:第22弾『いつまで』(2025年6月25日発売)

このペースから考えると、第23弾『なぞとき』は2026年の冬から2027年の夏頃に文庫化される可能性が高いと予想されます。

しゃばけシリーズとは? 基本情報と3つの魅力

「しゃばけ」シリーズは、刊行から20年以上経過してもなお、多くの人を惹きつけてやまない魅力にあふれています。まずはシリーズの全体像を掴みましょう。

シリーズ基本情報

「しゃばけ」シリーズは、作家・畠中恵(はたけなか めぐみ)さんによる大人気シリーズです。畠中さんは高知県生まれ、名古屋育ちの作家で、漫画家アシスタントや書店員を経て、2001年に第一作『しゃばけ』で第13回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞しデビューしました。(参照:新潮社 著者プロフィール

本作は、江戸時代を舞台にした時代ファンタジーミステリーというジャンルに分類されます。物語は、基本的に主人公の一太郎の視点で描かれ、長編小説と、複数の事件を扱う短編集(または連作短編集)の形式で構成されています。

2025年10月現在、本編は全24巻、外伝2巻が新潮社から刊行されており、シリーズはまだ未完結です。累計発行部数は2024年11月時点で1000万部を突破しており、その人気は衰えを知りません。

その人気からメディア展開も豊富で、2007年と2008年には手越祐也さん主演(一太郎役)でテレビドラマ化されたほか、2025年10月からは待望のテレビアニメも放送中です。さらに、2016年には「しゃばけ」シリーズで第1回吉川英治文庫賞を受賞しており、文学的な評価も非常に高い作品です。

「しゃばけ」がこれほど長く愛され続ける理由は、その独特の世界観とキャラクター設定にあります。

魅力1:病弱な若だんなと個性豊かな妖たち

最大の魅力は、なんといっても主人公の一太郎(若だんな)と、彼を取り巻く妖たちの関係性です。一太郎は、すぐに熱を出して寝込んでしまうほどの「虚弱体質」ですが、その「弱さ」こそが、周囲の優しさを引き立てる重要な装置となっています。

彼を守る手代の仁吉(白沢)と佐助(犬神)は、圧倒的な力を持つ妖でありながら、若だんなのこととなると見境がなくなるほど過保護になります。この「最強の兄や」二人に加え、屏風のぞきや鳴家といった愛嬌のある妖たちが、病弱な若だんなを甘やかし、支える姿は非常に微笑ましく、人間以上に人間臭い絆を感じさせます。

魅力2:江戸の情緒と心に沁みる人情ドラマ

物語の舞台は活気あふれる江戸の町。季節の移ろいや当時の風俗、食べ物などが丁寧に描写されており、読者を江戸時代へと誘います。作品内で発生する事件はミステリー仕立てですが、その根底にあるのは人情ドラマです。

事件の裏には、人間の「娑婆気(しゃばけ=俗世の欲望や執着)」が隠されており、若だんなは妖たちの力を借りながら、その哀しい真相を解き明かしていきます。恐ろしいはずの妖たちが、人間の弱さや寂しさにそっと寄り添う姿は、切なくも温かいカタルシスを与えてくれます。

魅力3:優しさに満ちた安楽椅子探偵の謎解き

一太郎は病弱なため、自ら現場を走り回って捜査することができません。その代わり、妖たちが集めてきた情報を、長崎屋の離れにある布団の上で整理し、真相にたどり着きます。

この「安楽椅子探偵」スタイルは、派手な立ち回りとは無縁ですが、若だんなの聡明さと、物事の本質を見抜く優しい視点が際立ちます。力ではなく知恵と心で事件を解決していく姿こそが、本シリーズの謎解きの醍醐味と言えるでしょう。

一作目「しゃばけ」のあらすじと登場人物

病弱な若だんなと妖が挑む、大江戸人情推理帖

作品内容・あらすじ

江戸有数の薬種問屋の跡取り・一太郎。めっぽう体が弱いが妖が見える。ある夜、人殺しを目撃したことから猟奇的殺人事件に巻き込まれる。家族同様の妖たちと解決に乗り出すが、犯人の刃が一太郎に迫る。愉快で不思議な大江戸人情ミステリーの開幕。

主な登場人物

  • 一太郎(いちたろう)
    主人公。通称「若だんな」。長崎屋の跡取り。生まれつきの虚弱体質ですぐ寝込むが、心優しく聡明。妖が見える力を持ち、好奇心から事件に関わる。
  • 仁吉(にきち)
    長崎屋の手代(兄や)。正体は万物の知識を持つ神獣「白沢」。冷静沈着な美形で、若だんなの世話を焼く。若だんなの祖母・おぎんに千年前から仕える。
  • 佐助(さすけ)
    長崎屋の手代(兄や)。正体は「犬神」。怪力で腕っぷしが強い。仁吉とは対照的に猪突猛進だが、若だんなへの忠誠心は厚い。

当サイトおすすめの理由

全ての物語はここから始まります。若だんながなぜ妖に囲まれているのか、その出生の秘密にも触れるシリーズの核となる一冊です。ミステリーとしての面白さはもちろん、仁吉や佐助の過保護なまでの優しさと、彼らの絆の深さに心が温かくなります。

出版年2001年
小説ジャンル時代ファンタジー・ミステリー
小説形式長編
受賞歴第13回日本ファンタジーノベル大賞 優秀賞
メディア化2007年 ドラマ化 / 2025年 アニメ化
Audible 配信◎ 聴き放題

しゃばけシリーズの順番 | 作品情報をもっと詳しく

しゃばけシリーズの順番 | 作品情報をもっと詳しく
イメージ:エンタメMAG

「しゃばけ」シリーズの魅力は小説だけにとどまりません。ここでは、二作目以降の物語や、アニメ、ドラマ、関連書籍といった多様な展開について、さらに詳しく掘り下げて紹介します。

二作目以降のあらすじ紹介

シリーズは短編集が中心ですが、物語の転機となる重要な長編や、人気キャラクターの過去が明かされるエピソードも多く含まれます。ここでは第2巻から最新24巻までの本編全巻を紹介します。

第2巻『ぬしさまへ』

仁吉の千年の恋が明かされる。

毒饅頭に泣く布団、若だんなの周りは難事件もいっぱい。手代・仁吉の意外な想い人も発覚する、シリーズ初の短編集。

出版年/小説形式2003年/短編集
Audible 配信◎ 聴き放題

第3巻『ねこのばば』

佐助の過去とコワモテの真実。

絶好調の長崎屋に来たのは福の神か?コワモテ佐助の過去が明かされる「産土」ほか全五篇。不思議な人情推理帖、第3弾。

出版年/小説形式2004年/短編集
Audible 配信◎ 聴き放題

第4巻『おまけのこ』

訳ありの難事件と鳴家の冒険。

心優しき若だんなと妖たちが思案を巡らす、ちょっと訳ありの難事件。「畳紙」や鳴家の冒険が愛らしい表題作など全5編。

出版年/小説形式2005年/短編集
Audible 配信◎ 聴き放題

第5巻『うそうそ』

若だんな、生まれて初めての旅へ!

箱根へ湯治に出た若だんな。しかし道中ではぐれ、侍にさらわれ、天狗に襲撃される災難続き。シリーズ待望の長編第2弾。

出版年/小説形式2006年/長編
メディア化2008年 ドラマ化
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第6巻『ちんぷんかん』

若だんな、ついに冥土行き!?

長崎屋の火事で煙を吸った若だんな。気づけば三途の川!?兄・松之助の縁談や若き日の母の恋など、脇役も活躍の全五編。

出版年/小説形式2007年/短編集
Audible 配信◎ 聴き放題

第7巻『いっちばん』

若だんなと大天狗の知恵比べ!

兄や親友が長崎屋を離れ寂しがる若だんな。妖たちが贈り物を探す中、商売敵との品比べや大天狗との知恵比べが勃発。

出版年/小説形式2008年/短編集
Audible 配信◎ 聴き放題

第8巻『ころころろ』

大変だ、若だんなが失明!?

突然目が見えなくなった若だんな。目を治すため仁吉が奔走し、佐助は女房を?幼き日の若だんなの淡い初恋物語も収録。

出版年/小説形式2009年/短編集
Audible 配信◎ 聴き放題

第9巻『ゆんでめて』

もしあの時、別の道を選んでいたら。

屏風のぞきが行方不明になり悲嘆にくれる若だんな。不思議な縁でもう一つの未来に迷い込んだ若だんなの運命は。

出版年/小説形式2010年/短編集
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第10巻『やなりいなり』

若だんな、久々のときめき!?

美しい娘に心をときめかせる若だんな。町に蔓延する恋の病と、続々現れる疫神たちの謎。美味しく愉快な五話を収録。

出版年/小説形式2011年/短編集
Audible 配信◎ 聴き放題

第11巻『ひなこまち』

謎の木札が呼ぶ、不思議な困りごと。

『助けて下さい』と書かれた謎の木札。以来、若だんなの元に不思議な困りごとが次々と持ち込まれる。江戸一番の美女選びまで!?

出版年/小説形式2012年/短編集
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第12巻『たぶんねこ』

若だんな、商売に挑戦!

大店の跡取り息子三人が盛り場での稼ぎを競うことに。体の弱い一太郎は仕事を見つけられるのか。記憶喪失になった仁吉の話も。

出版年/小説形式2013年/短編集
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第13巻『すえずえ』

若だんなの許嫁、ついに決まる!?

幼なじみの恋や長崎屋の危機を経て、将来を意識しはじめる若だんな。仁吉と佐助は祖母から重大な決断を迫られる。

出版年/小説形式2014年/短編集
Audible 配信◎ 聴き放題

第14巻『なりたい』

誰もが秘める「なりたい」願い。

妖になりたい人間、人になりたがる神様、猫に転生した兄。それぞれの切実な「なりたい」願いが騒動を巻き起こす。

出版年/小説形式2015年/短編集
Audible 配信◎ 聴き放題

第15巻『おおあたり』

百両大当たり!の富札は本物か偽物か。

金次がもらった富札が大当たり。金の無心と偽物疑惑で大騒動。小僧時代の仁吉と佐助の初々しい話も収録。

出版年/小説形式2016年/短編集
Audible 配信◎ 聴き放題

第16巻『とるとだす』

長崎屋の大黒柱、父・藤兵衛が倒れた!

父の命を救うため、若だんなは薬種屋のいさかいに飛び込み、蜃気楼に迷い、ついには神が住む常世の国を目指す。

出版年/小説形式2017年/短編集
Audible 配信◎ 聴き放題

第17巻『むすびつき』

若だんなは、誰の生まれ変わり?

自称「若だんなの生まれ変わり」が三人も登場!?前世の若だんなに惚れていた鬼女まで現れ、輪廻転生をめぐる5話を収録。

出版年/小説形式2018年/短編集
Audible 配信◎ 聴き放題

第18巻『てんげんつう』

若だんな、許嫁のために立ち上がる!

天眼通を名乗る男、仁吉に惚れた天狗の姫、許嫁の実家の災難。気が気でない若だんなは夢に潜入し危険に飛び込む。

出版年/小説形式2019年/短編集
Audible 配信◎ 聴き放題

第19巻『いちねんかん』

若だんな、後継ぎ修業が本格始動!

両親の旅立ちで店を託された若だんな。盗人に狙われ、奉公人となった妖が騒ぎを起こし、江戸には疫病が大流行!?

出版年/小説形式2020年/短編集
Audible 配信◎ 聴き放題

第20巻『もういちど』

若だんなが赤ん坊に逆戻り!?

龍神の騒ぎで隅田川に落ちた若だんな。天の星の代替わりに巻き込まれ、赤ん坊に戻ってしまう。小さくなっても頭脳は同じ!

出版年/小説形式2021年/短編集
Audible 配信◎ 聴き放題

第21巻『こいごころ』

妖の力が尽きかける時、切なる願いは。

妖狐の笹丸が力を失いつつあるという。若だんなたちは名僧の力を借りようと広徳寺に向かうが、そこには化け狸の事件が!

出版年/小説形式2022年/短編集
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第22巻『いつまで』

17年ぶりの長編!若だんな、5年後の江戸へ。

長崎屋から妖が消えた。友を救うため悪夢に飛び込んだ若だんなが目覚めたのは、5年後の江戸だった。最大の窮地を描く長編。

出版年/小説形式2023年/長編
Audible 配信◎ 聴き放題

第23巻『なぞとき』

著:畠中恵
¥1,485 (2025/11/02 00:51時点 | Amazon調べ)

若だんなと妖の謎解き合戦!

佐助が血だらけで犯人は鳴家!?菓子職人・栄吉の見合い話や、独立する奉公人の世話など、若だんなは全ての謎を解けるのか。

出版年/小説形式2024年/短編集
Audible 配信◎ 聴き放題

第24巻『あやかしたち』

著:畠中恵
¥1,617 (2025/11/02 00:52時点 | Amazon調べ)

居場所を賭けた大勝負の始まりだ!

雪女が離れに出現し、日の本中の妖も集結!?勝負に負けたら追い出される?河童の秘薬を飲んだ若だんなの身体は……。

出版年/小説形式2025年/短編集

シリーズは完結?「いつまで」続く?

「しゃばけ」シリーズは、2001年の開始から20年以上が経過し、本編も24巻を数えますが、まだ完結していません。

2025年9月18日には最新刊となる第24弾『あやかしたち』が発売されたばかりです。作者の畠中恵さんは、「まんまこと」シリーズなど他の人気シリーズも並行して執筆しながら、精力的に「しゃばけ」の物語も書き続けています。

若だんなの成長や、彼と妖たちの関係がこの先どうなるのか、ファンにとっては「いつまで」この優しい世界が続くのかも、大きな楽しみの一つとなっています。

注意点:『いつまで』というタイトル

第22弾のタイトルが『いつまで』であることから、ファンの間では「シリーズが完結するのでは?」と話題になりました。しかし、これは物語の内容(5年後の世界で若だんなが奮闘する)に即したタイトルであり、シリーズ自体の完結を示すものではありませんでした。実際、その後も新刊が刊行されています。

アニメやドラマのメディア展開

「しゃばけ」シリーズは、その高い人気から小説以外にも様々な形でメディア展開されています。

2025年秋 TVアニメ放送中

2025年10月3日(金)より、フジテレビの「ノイタミナ」枠ほかにて、待望のテレビアニメが放送中です。アニメーション制作はBN Pictures(バンダイナムコピクチャーズ)が担当しており、若だんなや妖たちの魅力が映像で鮮やかに描かれています。
(参照:アニメ「しゃばけ」公式サイト

原作第1巻『しゃばけ』のエピソードを中心に、若だんなと妖たちの出会いや、江戸で起こる事件の謎解きがテンポよく描かれています。

過去の実写ドラマ・舞台

テレビアニメ以前にも、複数回実写化されています。

  • テレビドラマ(フジテレビ系)
    • 第1弾『しゃばけ』(2007年):主演・手越祐也(一太郎役)、谷原章介(仁吉役)、高杉亘(佐助役)
    • 第2弾『うそうそ』(2008年):同キャスト
  • 舞台・ミュージカル
    • 2013年(主演:沢村一樹)、2017年~2018年(ミュージカル、主演:植田圭輔)、2021年~2022年(シャイニングモンスター、主演:前川優希)など、複数回にわたり上演されています。

外伝や関連本もチェックしよう

本編のほかにも、「しゃばけ」の世界をより深く楽しめる関連書籍が刊行されています。これらを読むことで、本編の裏側やキャラクターたちの新たな一面を知ることができます。

外伝(文庫オリジナル)

本編とは異なる視点や時代を描いた、文庫書き下ろしの外伝です。

  • 『えどさがし』(2014年)
    時代が江戸から明治に移った東京が舞台。仁吉が若だんなの生まれ変わりを探す表題作など、本編では描かれなかったエピソードを収録しています。
  • 『またあおう』(2021年)
    若だんなが長崎屋を継いだ後のお話や、屏風のぞきたちが昔話の世界に迷い込む話など、ファン必読の5編が収録されています。

関連書籍

著:畠中恵, 著:高橋留美子, 著:みもり, 著:えすとえむ, 著:紗久楽さわ, 著:鈴木志保, 著:吉川景都, 著:岩岡ヒサエ, 著:柴田ゆう, イラスト:高橋 留美子, イラスト:みもり, イラスト:えすとえむ, イラスト:紗久楽 さわ, イラスト:鈴木 志保, イラスト:吉川 景都, イラスト:岩岡 ヒサエ
¥593 (2025/11/02 00:54時点 | Amazon調べ)

ガイドブックやコミカライズも充実しています。

  • 『新・しゃばけ読本』
    登場人物紹介や妖解説、作者インタビュー、用語集などが詰まった公式ガイドブック。絵本『みぃつけた』も収録されています。
  • 『しゃばけごはん』
    作中に登場する「卵焼き」や「葱鮪鍋」など、美味しそうな料理を再現した、シリーズ初のレシピブックです。
  • 漫画版『しゃばけ』
    みもりさん作画によるコミカライズ(新潮社 BUNCH COMICS、全4巻)。原作1巻の物語を中心に、美麗な絵で楽しめます。

しゃばけシリーズの読む順番まとめ:刊行順がベスト

この記事では、「しゃばけ」シリーズの読む順番と刊行順が最適である理由について解説しました。各巻のあらすじ、登場人物、そしてアニメやオーディブルといった多様なメディア展開について詳しく紹介。

どの巻から読んでも楽しめますが、時系列で刊行順に追うのが、この物語を最も深く味わう方法と言えるでしょう。

  • しゃばけシリーズの順番は刊行順がおすすめ
  • 全巻(最新刊)は24巻。外伝も2巻刊行(2025年時点)
  • 2025年10月からテレビアニメも絶賛放送中
  • オーディブルでは歌舞伎俳優たちの朗読が聴き放題で配信中
  • シリーズはまだ完結していない

シリーズはまだ完結しておらず、いつまで続くのか追いかけるのも大きな楽しみです。まずは原点である第一作『しゃばけ』から、優しくて切ない江戸の世界にぜひ触れてみてください。

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この記事を書いた人

「エンタメMAG」は、ミステリー小説や時代小説など小説全般をはじめ、映小説や映画・ドラマなどを取り扱うエンタメブログです。話題の作品紹介やレビューに加え、「作家やシリーズ作品の読む順番」 といった役立つ情報をまとめています。元古本屋店員、Audible歴4年(聴き放題制以降前から)のオーディオブック愛好者で、耳で楽しむ読書「オーディブル」に関する情報も豊富に発信しています。

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